ポンタポイント不正利用のその後・対策方法と返還までの流れ
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ようやく進展があったので、ご報告です。
前記事では、たくさんのコメントと情報をいただきありがとうございます。
10月19日、盗まれた16,200円分のポンタポイントが返還されました。
ご報告が遅れて申し訳ありません。
バンザーイ、と言いたいところでありますが、実はこれ、両手放しで喜べることでもないんですよね。
今回は、ポイントが返還されるまでの流れと、今後の対策について語ります。
ポンタポイントが返還されるまで
ポンタポイントが不正利用をされてしまったら、連絡は必ず、カードの裏に書かれているポンタカスタマーサービスに直接電話をしてください。
ローソンID、リクルートID、不正利用をされた販売店、これらはすべて別会社のため、対応はしてもらえません。
ただし、販売店に連絡することで、どういった経緯で不正利用されたのか、ある程度までは絞り込まれることもあります。
気になる方は連絡してみるのもありです。
ポイントが返還されるまでの期間は、早い方で2週間、遅いと1カ月はかかります。(掲示板、ツイッター情報)
わたしの場合で、9月21日にカスタマーサービスに連絡、10月19日に返還手続きが完了しました。
ポイントの補償制度は一度きり!
前回の記事でもちょろっと書きましたように、ポンタポイントが補償してもらえるのは、おひとり様一度限りの権利です。
わたしはその一度限りの権利をもうすでに使ってしまったので、今後もしまた不正利用されるようなことがあったとしても、補償されることはありません。
泣こうがわめこうが恐らく無理です。
が・・先ほども言いましたように、リクルートIDとPontaWebは別会社が運営しています。
- QPonta会員情報と、リクルートIDの会員情報の違いはなんですか?
- APonta会員情報は(株)ロイヤリティ マーケティングが管理し、リクルートIDの会員情報は(株)リクルートが管理しております。
つまりですね、リクルートポイントならまだ一度も盗まれていないので、リクルートポイントのままおいておけば、なにかあっても補償される可能性があるのではないか、という希望的観測です。
ただし、クレジットカード会社は、付帯するポイントについては補償義務がございません。
補償する義務が生じるのは、クレジットカードが不正利用された場合のみです。
ポイントに関しては、あくまでも善意による処置、という扱いになるでしょう。
ポンタポイントのように、簡単には戻ってこない覚悟はしておいたほうがいいです。
ポイントの不正利用対策方法
今後の対策をいろいろ考えました。
まずは基本中の基本から。
- パスワードの使い回しをやめる
- 意味のない文字列のパスワードにする
- 最大桁数(12桁ぐらい)で設定する
正直に言います。
使い回し、していましたごめんなさい。
全部が全部同じではないですけど、登録してあるサイトの系統にわけて、何種類かを使い回す感じです。
今回のことで十分反省をしたので、お金(ポイント)が直接絡んでいるものは、それぞれパスワードを変更しました。
当然のことながら、すべてを暗記することはわたしの頭脳では不可能です。
紙にメモしてどっかに忍ばせておきます。
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ローソンIDの退会
そもそもどこから漏れたか、ですが、カスタマーセンターでは教えてもらえません。
調べてもらえるのは「第三者による不正利用があったかどうか」だけです。
しかしDポイントの事件もありますし、ローソンIDが一番怪しいのは確かです。
現状、ローソンIDでのメリットは、一部のお試し商品の予約とスマホアプリによる交換です。
(お得なポイント数で交換できるID商品は、現在なくなった?)
ところが、スマホアプリによる交換はなんとたったの3点までという、中途半端な仕様。
大量に交換する場合や、17時から発売開始のアルコールと交換したい場合は、結局ロッピーで発券するしかありません。
というわけで、ローソンIDを退会してもデメリットはほぼ皆無です。
ローソンIDをどうしても退会したくないという方は、リクルートIDのID(メールアドレス)とパスワードは、別の物に設定しておくことをおすすめします。
そうすれば、万が一ローソンIDからポンタ情報が流出しても、リクルートIDの情報を引き出すことはできないはずです。
スマホアプリにご用心
これは他のポイントサービスにも言えることです。
たとえばDポイント、たとえば楽天ポイント、たとえばTポイント。
これらのポイントは、バーコードの情報(会員ID)が流出した時点で、不正利用が可能です。
スキミングやフリーwifi経由で、情報を盗まれる可能性もあります。
恐ろしいことに、スマホで利用する際は、サインもいりませんし暗証番号も必要ありません。
- やたらとポイント関係のアプリを利用しない
- 必要でなければ、紐づけしない
- 公共のフリーwifiには接続しない
ポンタポイントの入手手段がリクルートポイントのため、リクルートIDとの紐だけはほどくことができません。
リクルートIDにログインをしたら、PontaWebにもログインできちゃうという仕様はなんとかしていただきたいものです。
ポイントは貯めこまない、こまめに利用する
最終手段はこれです。
万が一、また盗まれたとしても、ダメージを最小限に抑えることができます。
わたしはリクルートカードのほかにも、Yahooカードやら楽天カードやらをそこそこ使っているので、ついついポイントを貯めこみがちでした。
他社のカードでも、ポイント不正利用の被害は相次いでおります。
今後は、あまりポイントを貯めこまないよう心掛けるつもりです。
まとめ
今回の場合は電話1本で済みましたけど、たくさんの労力と時間が必要になるケースもあります。
そうなったら失うのはポイントだけではありません。
大切な時間までも失うことになりかねないのです。
ポイントってもともとはおまけのような存在だったのに、数千円、数万円、下手したら数十万円なんて単位になってくると、もうそれは立派な財産ですからね。
自身のセキュリティ意識を高めるのは当然の話ですが、これだけ不正利用が横行しているのですから、企業側でももう少し頑張っていただきたいものです。
そもそも今回一番被害を受けたのは、ポンタポイントを管理しているロイヤリティ マーケティングでしょって話。
一体どれだけのポイントを補償したんでしょうか。
とりあえず、自分の身は自分で守りましょう。