費用は108円!バジルの自家栽培は種を撒くだけ超簡単!
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実はわたし、草花を育てるのがとても苦手です。
一戸建てを購入したとき、張り切ってたくさんのプランターを並べておりましたが、ものの数週間のうちに、一年草はもとより多年草すらも、すべては土に返ってしまいました。(枯れた、ともいう)
プランターって難しいですね。
土がすぐに乾きますね。(水をやらないからです)
結局、苦労をしてそろえたプランターはすべて破棄処分、わたしには草花を育てる資格はないと自覚をして、もう二度とこの分野には手を出すまいと誓いました。
しかし今回、その誓いを破ります。
狭小花壇でバジルの栽培計画
うちは、立地条件を優先したばかりに、一戸建てとは名ばかりの狭小住宅でございます。
庭なんてものはございません。
あるのはこの小さい小さい50cm四方の花壇のみ、なのです。
(真ん中の柱はポストです)
しかし、小さいとはいえ腐っても花壇です。
直植えなら強いです。
少々のことでは枯れません。
現に、ここに植えた日々草だけは、水やりなしでも毎年花を咲かせます。
そこで、今回わたしが目を付けたのはバジルの栽培です。
なぜバジルか?
それは、スーパーに売ってるバジルが高いからです。
ただの葉っぱなのに、5~6枚入っているだけで158円もするんですよ。
ひどいぼったくりです。
バジルの種や苗はどうする?
断然おすすめしたいのは、種からの栽培です。
難しいとか簡単とか、そういった次元の話ではございません。
大抵の草花の株は1個100円~もします。
10株買えば1,000円~です。
種ならなんと、数十個、数百個入って100円~です。
発芽率が50%としても、どっちがお得かは一目瞭然ですね。
バジルの種はどこで買えばいい?
よくおすすめされているのは、ダイソーやセリアなどの100円ショップです。
ところが、わたしの欲しいバジルの種がどこを探しても売っていません。
近くの園芸店にすら売っていません。
苗ならいくらでも売っているのですが。
そこでおすすめしたいのがヨドバシコムです。
なんとこちら、108円のバジルの種が送料無料!
ヨドバシコムは種1個であっても、ゆうパックですぐさま届けてくれます。
でもなんだか、108円でゆうパックはさすがに申し訳ないので、日用品もいくつか一緒に注文しました。
あと、ついでにパセリの種と。
バジルの種はいつ撒けばいい?
種まき時期はパッケージで確認することができます。
バジル‥‥4月~7月、9月~10月前半
パセリ‥‥3月後半~ 5月、9月~10月前半
バジルの種まきから収穫まで(ずぼらな人むけ)
開封したバジルの種はこんな感じ。
どうみてもゴマです。
200個ぐらいはあるかな?
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バジルの種の撒き方
ちょき流栽培術。
難しいことはなにもしません。
種を手にもって、花壇の上にパラパラパラ。
本格的にやりたい人は「バジル 育て方」で検索してくださいね。
種は半分ほどを撒きました。
残りは来年用にとっておきます。
培養土?ハーブ用の土?元肥?
そんなことは一切、気にしません。
うちの花壇の土は家を建てた17年前からあるもので、どこの土だか、なに用の土だかも知りません。(たぶん花用)
ポイントがひとつだけございます。
バジルが発芽するためにはそれなりの湿度が必要です。
そのため、秋の長雨を利用することをおすすめします。
バジルの水やり
バジルは水を好み、乾燥に弱い植物です。
しかしこの時期は毎週のように台風が訪れ、天候は大荒れ。
秋の長雨を利用する場合、基本的に水やりは必要ありません。
種まきから20日後の様子です。
ここまで一度も、肥料どころか、水やりすらしておりません。
見事に発芽しております。
反対側はこんな感じ。
奥に撒いたパセリもなんとか発芽はしましたが、成長はいまいちです。
こちらはさらに10日後。
密集してきたので、そろそろ間引いてやらないと可哀そうですね。
引っこ抜いた苗は捨てるのがもったいないので、空いてる場所に植え替えました。
パセリの苗は育ちが悪く、そもそもそんなにたくさんいらないので、奥へ奥へとバジルちゃんスペースを増やしていきます。
こちらはさらに5日後の今日の様子です。
適当に植え替えた苗もしっかりと根付いております。
もはやパセリはどうでもいい。
バジルちゃんの成長ぶりが素晴らしすぎます。
2カ月間、一度も水やりをしてないのに、ここまで立派に育つとは思いませんでした。
ここまで育ったら、液肥ぐらいはあげてもいいかな。(なぜか上から目線)
バジルの摘芯・切り戻し
丈が20cmほどになりましたら、地面から2~3節目のあたりで切り取って、敵芯をします。
敵芯、切り戻しを繰り返すことで、脇芽が増えて収穫量も瞬く間に増えていきます。
切り取った葉っぱはもちろんいただきます。
うちのバジルちゃんもそろそろ収穫の時期ですね。
バジルの害虫
先日から葉っぱに白い線の入っているものが混ざっていて、病気なのかと思い、ちぎって捨てておりましたが、虫の仕業であることが判明しました。
なんと、この白い線の正体は、ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫が這ったあと。
ギャーキモイ!
白い線の行き止まりになんかいるのわかるでしょ。
これがその幼虫なんです。
爪の先で潰して殺してしまえばいいのですが、気持ち悪いので葉っぱごと除去しました。
この幼虫被害を完全に防ぐためにはネットをかぶせるか、農薬を使うしかないそう。
農薬は使いたくないので、こまめにチェックをして取り除くしかないですね。
ほかには虫に食われた葉っぱの裏をみたら、小さい小さい青虫がいたので、葉っぱごとちぎって捨てました。
こればっかりはどうしようもありません。
虫との戦いは家庭菜園での宿命です。
てか、うちには最強ボディガードのアシナガバチがいるはずなのですが、警備を怠っているようですね。
おしまいに
今日は株の数を数えてみましたよ。
おおよそですけど、あのような小さい花壇でも30株ぐらい。
30株をもし買ったら3,000円!
やはり家庭菜園はコスパ最強すぎます。
手間のかからない野草であれば、わたしでも栽培可能だと判明しましたし、花壇スペースをもっと増やそうか、真剣に考えています。
パセリは日当たりのいい場所を好むので、奥に植えたのが失敗だったのかもしれません。
なにげに初心者にはむずかしいとの情報もありました。
春の種まきでは手前に植えてやろうかと思います。
今回はバジルちゃんがすくすくと育っているので大満足。
念願の手作りバジルソースを堪能できる日も近そうです。