iDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金~申し込みから商品選びまでの流れ~
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わが家もとうとう、iDeCo(イデコ)への加入を決意しました。
ほんとは、かんぽの養老保険が満期になる、来年からかなと、と考えていたのですが、イデコの記事を読んでいたらいてもたってもいられなくなり・・。
パパさんだってこうおっしゃっています。
積立貯金は解約してでもiDeCo(イデコ)に全力注入がベストな選択です。
これぞ超裏技!元本保証型個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)が無敵すぎる! - 知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方
かんぽは満期が近いので解約しませんが、住宅ローンの繰り上げ返済に回そうと思っていた資金があります。
今うちの住宅ローンの金利は0.7%台。
そんなもの返すぐらいなら、イデコに資金を回したほうがお得ではありませんか。
住宅ローンはかんぽの満期金で繰り上げ返済すればいいし。
どこに資金を持っていくか、順番とタイミングってすごく重要なことだと気が付きました。
- iDeCo(イデコ)に入るなら1日でも早いほうがお得
- 企業年金の存在は意外に知られていない?
- 給付金の受取開始時期について
- 口座開設から申し込みまでの流れ
- 加入時の手数料と、毎月かかる費用について
- 掛金の支払い方法と手数料を少しでもケチる方法
- iDeCo(イデコ)の運用方法、商品選びは?
- おしまいに
iDeCo(イデコ)に入るなら1日でも早いほうがお得
イデコについてもっと知りたい方は、先にパパさんのブログでお勉強しましょう。
わたしが何度も繰り返し読んだ記事です。
(読んだら戻ってきてね)
ここでは、申し込みから商品選びまでの流れをご案内したいと思います。
加入までは早くても1カ月半、タイミングが悪いと2カ月以上かかります。
明日からはじめよう、などと考えずに、すぐにでも行動されることをおすすめします。
企業年金の存在は意外に知られていない?
まずは掛金の把握からですね。
わが家の場合は普通のサラリーマンですから、23,000円まで掛けることができます。
と、思っていたら衝撃の事実が発覚。
先日、会社に提出したイデコの書類が返ってきたのですが・・。
夫の会社には確定給付企業年金という制度がありました。(夫も知らなかった)
企業年金のある会社だと、掛け金の上限はたったの12,000円です。
確定給付企業年金とは
- 企業が給付、運用、管理をする年金のこと
- 年金の資産は個人で把握、管理することができない
確定給付企業年金については、個人の負担がある場合と、ない場合があって、その存在を知らない会社員も珍しくはないそうです。
イデコの書類を提出すればはっきりするので、戻ってきた書類は必ず確認してください。
23,000円掛けられると思っていたのに、その半分になってしまいました。
知ったときはとてもショックでしたが、こればかりはどうしようもありません。
そもそも、なにもしなければ1円だって返ってきませんし、それよりはずっといいでしょう。
給付金の受取開始時期について
原則として60歳~となっていますが、加入期間によって異なります。
受取開始可能年齢一覧
加入期間 | 受取開始可能年齢 |
10年以上 | 60歳以上70歳未満 |
8年以上 | 61歳以上70歳未満 |
6年以上 | 62歳以上70歳未満 |
4年以上 | 63歳以上70歳未満 |
2年以上 | 64歳以上70歳未満 |
1ヶ月以上 | 65歳以上70歳未満 |
うちの夫は今年の7月で52歳です。
来月までに間に合ったとすれば、ギリギリ8年以上。
間に合わなければ、受取開始年齢が繰り上がってしまいます。
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口座開設から申し込みまでの流れ
まず、イデコをはじめるにあたって口座を開設しなくてはなりません。
夫はすでにSBI証券の口座をもっていたため、イデコの資料請求からはじめました。
用意するもの
- 引き落としのための口座情報
- 銀行印
- 運転免許証、健康保険証、住民票などのコピー(表裏)
- 金融機関から送付された書類一式
口座開設とiDeCo(イデコ)の資料請求
資料請求後、3日後に到着しました。
口座がまだの方は、イデコの資料請求と同時に行えます。
電話ではなく、ネットで手続きをすれば、住所などが印字されたものを送付してくれるので、非常にらくちんです。
勤務先に加入資格証明書の提出
これにも数日必要とします。
夫の勤務先の場合は、とても迅速に対応してくださり、翌々日には書類が返ってきました。
この時点で、掛金の上限額が判明します。
国民年金基金連合会で加入資格等の確認と審査
わが家はまだ、この段階です。
書類の不備がないことを祈って、「IDおよびパスワードのお知らせ」が届くのをひたすら待つだけです。
SBI証券の場合
- 毎月1~5日到着分→翌月中旬に発送
- 毎月6日~月末までに到着分→翌々月中旬に発送
締め日は金融機関によって異なります。
書類を返送する際の注意点
通常、書類を返送するための返信用の封筒は、料金後納払いとなっています。
切手を貼らずともよいので、たいへん助かるのですが、これが仇となってしまいます。
料金後納郵便は所定の手続きが必要になるため、郵便物の到着が遅れるのです。
わが家の書類が完成したのは6月2日のことです。
普通に投函すると、5日の期限に間に合わない可能性があります。
夫の場合は、受取開始期間が繰り上がる可能性もあるので、どうしても7月の誕生日 までに加入をすませたいのです。
それに1カ月遅れただけでも、12,000円×30%=3,600円の損失を生みます。
速達の追加料金280円を支払えば、なんとか5日の期限に間に合うはず。
わたしは迷わず、速達で返送しました。
加入時の手数料と、毎月かかる費用について
以前は高額だった運営管理手数料は、多くのネット証券(銀行)では無料になりました。
現在必要になるのは、以下の手数料のみです。
支払先 | 支払いのタイミング | 金額(税込み) |
国民年金基金連合会 | 初回のみ | 2,777円 |
国民年金基金連合会 | 支払時 | 103円 |
事務委託先金融機関 | 毎月 | 64円 |
手数料は掛金から差し引かれますので、別途用意する必要はありません。
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掛金の支払い方法と手数料を少しでもケチる方法
月払いに加えて、2018年からは半年払いと年払いが可能になりました。
これによって、支払い時に必要だった、国民年金基金連合会手数料103円×11回分=1,133円を節約することができます。
しかしイデコの掛け金は、前納制ではなく、後納制です。
選択した商品によっては、投資効率が落ちてしまいます。
非課税枠を利用した節税対策のみの方は、年払いであってもデメリットにはならないでしょう。
支払い方法は途中で変更することも可能でありますが、手続きが非常に面倒な上、とても時間もかかるそうです。
最初からしっかりと、支払いプランを立てておくことをおすすめます。
年度の途中で加入した場合
わが家の場合、加入月は来月の7月になる予定です。
年払いが可能であれば、1月~6月の分も追納できるのではないか?と思い、SBI証券に電話で問い合わせました。
そうしまたら、無慈悲な回答が。
「契約以前にさかのぼって掛けることはできません」
ですよねー。
iDeCo(イデコ)の運用方法、商品選びは?
わたしが選んだのは、一番人気と言われる「ひふみ年金」です。
よくわからないのだから、とりあえず人気のある商品にしとけば間違いないかな、という安直な発想からです。
ひふみ年金が扱える金融機関
- SBI証券
- マネックス証券
- 松井証券
- イオン銀行
- 北陸銀行
- 百五銀行
- 福岡銀行
運営機関に支払う手数料が無料になるのは、上から4つ目まで、ネット証券(銀行)だけです。
もちろん元本保証型を選ぶのだってありですよ。
節税の効果だけでも、十分に恩恵を得ることができますからね。
わたしは迷わず、少しでも増やせる可能性を選択しました。
だって、どうせ掛金の30%は返ってくるわけだし。
可能性で考えた場合、さすがに積み立てたお金が0になることはないと思うんです。
それに30%までなら失ってもトントンじゃありませんか。(ギャンブラー的発想)
おしまいに
それにしても、どこかに落とし穴が潜んでいるのでは?と疑いたくなるような美味しい話ですよね。
最初に聞いたときは、あまりに美味しすぎるので、きっと厳しい条件があって、一部のひとだけが得をするんだろう、なんて勘ぐったほどです。
とりあえず、実際やってみないことにはわからないことが多いです。
わたしはやってみることに決めました。
成功するにしても失敗するにしても、行動にしないことにははじまりませんものね。
最後になりましたが、イデコのことを教えてくださったパパさんに改めて感謝を。
万が一、投資がうまくいかなくても決して恨んだりはしませんので、ご安心ください!