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失敗しない本格ローストビーフ!ヨーグルトメーカーで低温調理

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今日はヨーグルトメーカーで作るローストビーフのご紹介です。 

先に言っときます。

このレシピなら放っておくだけで、びっくりするぐらい簡単にできます。

そもそも、これが作りたくて、温度調節機能の付いたヨーグルトメーカーをチョイスしたというのに。

明日作ろう、今度作ろう、今度の特売日こそ、今度お給料が入ったら・・明日こそ、と言ってるうちに1年が経ってしまいました。

 

どうしてここまで腰が重たかったのか?

「完成品を買うほうが間違いない」と思い込んでいたからです。

それぐらいわたしは、ローストビーフがへたくそだったのです。(ここはあえて過去形にしときます)

成功の秘訣は低温調理

「ローストビーフ レシピ」で検索してもらったらわかりますけど、とにかくレシピが多すぎて迷います。

オーブンだったり、トースターだったり、フライパンだったり、湯銭だったり。

成功の秘訣は、いわゆる、低温調理というやつです。

正しくは、真空調理法と言います。

真空調理法とは

低温で長時間加熱することにより肉類などを柔らかく仕上げることができる調理法のこと。タンパク質は63℃から凝固を始め、68℃から水分を分離し始める。この分水作用が始まる温度以下で調理をすると、材料の風味や旨味を逃さず均一に仕上げることが可能になる。

参考:真空調理法 - Wikipedia

つまり、ローストビーフには徹底した温度管理が必要になります。

わたしはこれまで様々な方法を試しましたが「絶対にこの方法なら失敗しない!」といったレシピに巡りあったことがありません。

成功するのは3回に1回ぐらい。

ほとんどの場合は「肉のタタキ」状態になってしまいます。

だけどわたしが食べたいのはタタキじゃないんです。

ローストビーフなんです。

ヨーグルトメーカーで低温調理

ここで登場するのが、低温調理もできてしまうヨーグルトメーカーです。

どんな機種でもできるわけではありません。

必ず、温度調節機能がついたもので!

おすすめするのはアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーYM-012-Wです。

そして、今回用意したお肉はこちらです。

オーストラリア産の肩ロースブロック肉。

外国産モモ肉だと絶対に硬いので「せめて肩ロースを」と考えました。

100g248円でございます。

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せっかくのローストビーフですから、国産のいいお肉を!と言いたいところなのですが・・今回は初の試みです。

高いお肉を使う勇気がありませんでした。

失敗でもしようものなら、むこう3か月ぐらいは立ち直れない自信があります。

 

これでも350gあるので、税込み900円ちょっと。

900円であっても、我が家では高級食材です!

うちで普段食べているのは、100g100円以下の鶏肉とか豚肉ばかりです。

ローストビーフの作り方

❶お肉を常温に戻します

塩コショウをしたら、室内に放置して常温に戻しておきます。

常温に戻る時間は夏冬ともに、室内で30分

❷前面にこんがりと焼き色を付けます

フライパンに油を敷き、全面に焼き色を入れます。

1面につき1分ほど焼けば十分です。

ここは強火でササッと焼き色を入れたいところ。

うちには鉄製のパンが卵焼き器しかなかったので、卵焼き器で焼いてみました。

煙がすごい!(たぶん油が少なかった)

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このとき、肉の香りがやばかったです。

かぶりつきたくなるのをグッとこらえます。

❸粗熱が取れたらジップロックに入れます

空気はしっかり抜いてください。

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わたしはケチなので、滅多にジップロックなんて使いませんが、どうしても肉を無駄にするわけにはいかないので、今回はケチらずに使いました。

厚めのポリ袋でも大丈夫です。

スーパーのロール状になってるビニール袋はさすがにやばそう。

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❹専用容器に入れてお湯を注ぎます

こちらはヨーグルトメーカーについていた専用容器です。

容量は800ccです。

500gまでの塊なら余裕で入ります。

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容器にいれたら、60℃~70℃のお湯を注ぎます。

火が通りすぎてしまうので、熱湯はやめておきましょう

今回は給湯器のお湯を一番高い温度(60℃)にして注ぎました。

❺ヨーグルトメーカーにセットします

60℃で3時間に設定します。

参考までに、加熱時間基準票へのリンクです。

こちらの基準票によりますと、牛肉の場合、60度設定のときは、厚みが4cmで3時間、5cmなら4時間です。

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❻お肉を容器から取り出し、冷まします

3時間後のローストビーフがこちらです。

肉汁がやばい!

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でもまだ切っちゃいけませんよ。

開けたくなるのをグッとこらえて、袋に入れたままで完全に冷まします。

すぐに切っちゃうと肉汁がブッシャー!と溢れてしまいます。

厚切りにして、ステーキのようにいただきたいならそれもあり?

❼グレイビーソースを作ります

うちには赤ワイン、などといったこじゃれたものは置いてませんので、あるもので適当に作りました。

材料

袋にたまった肉汁

玉ねぎのすり下ろしたもの 1/8個

しょうゆ 大さじ2

みりん 大さじ2

お酒 大さじ2

お酢 大さじ1

たまねぎは、キンキンに冷やしてからすりおろせば涙がでません。

材料を小鍋に入れてひと煮たちさせたら、和風ソースの完成です。

❽お肉をカットします

両手がふさがってしまうので、カット中の写真は撮れませんでしたが・・

ご覧ください!この見事なロゼ色を!

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赤いけど、しっかりと火は通っています。

肉のタタキではありません。

これはどこからどうみてもローストビーフです。

この方法なら、絶対に失敗しないと確信をしました。

❾おろしにんにくと、たれをたっぷりかけていただきます

味も食感も、これぞまさしくローストビーフ!

安いお肉と思えないぐらい美味しい!

といっても、若干硬さは残りますね。

これが、国産牛であれば、もっともっと柔らかくなってさらに美味しくなりそうです。

やはり牛肉は、火の入れ方と同じぐらいに素材も大事です。

脂の乗り具合や肉の甘みとうまみ、ジューシーで柔らかな食感は、やはり国産牛ならではのものでしょう。

2019年12月24日 追記

遅くなりましたが、アイキャッチ画像を差し替えてみました。

念願の国産牛です。

しかもA4ランクの高級品です。(半額で購入)

お味は別格でございました。

やはり肉は良い物に限りますね!

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(写真の腕前もグレードアップ?)

おしまいに

今回は「絶対に失敗しない」という確信を持てただけでも大収穫でありました。

1回作って1回で成功したのだから、成功率は100%です!

次からは、心置きなく高級肉でチャレンジができます。

もちろん、安いお肉であっても、それなりに美味しくいただけるのが、この調理法の素晴らしいところです。

 

ヨーグルトメーカーでの低温調理にコツなどいりません。

ただし、お肉のサイズがミニマムすぎると、焼いている段階で火が入りすぎることもあるかもしれませんので、くれぐれもご注意くださいませ。

 

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