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禁煙の効果とメリットがすごい!たばこは誰でもやめられる!

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たばこを吸っている夢を今でも時々見ることがあります。

夢の中でわたしは、なんの躊躇いもなく、悪びれることもなく、ぷかぷかとたばこを吸っています。

それはもう美味しそうに。

「だってやめようと思えば簡単にやめられるし」

なんてことをのたまいながら。

 

わたしは夢占いを信じておりませんので、これはただ単に、たばこを吸っていた記憶が見せている夢、と考えています。

それぐらいたばこはわたしにとって日常だったし、食事や睡眠をとるのと同じぐらいに当たり前の行為だったんです。

たばこなしでは生きていけない、本気でそう考えていました。

そんなわたしも、今ではたばこのない日常が当たり前に。

 人って案外、簡単に変われるのかもしれませんよ。

禁煙を決意したきっかけ

わたしが禁煙を実行したのは、今から4年半前の2013年11月のことです。

最近なんだか喫煙者の肩身が狭くなってきたな、と感じはじめた時期でもありました。

うちは夫が非喫煙者ですし、何度か「そろそろ止めたら?」なんてことも言われていたので、止めなきゃなぁ、とは考えていたのですが、なかなか実行には移せず。

 

きっかけは消費税増税のニュースでした。

わたしの吸っていた銘柄は410円から430円への値上がりです。

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たしか吸い始めた当時は1箱200円 だったはず。(喫煙歴については言及しないでください)

将来的には500円、1,000円になる日もくるだろう、なんて言われています。

もはやお札に火を灯し、燃やしている行為に等しいです。

これまでに使ったたばこ代を計算してみる

今まで燃やしてきたお札をさっくり計算してみました。

わたしの場合、安い時で1日2箱、値上がりしてからは1日1箱は吸っていました。

かなりおおざっぱな計算になりますが、1か月の煙草代を400円×30個=12,000円とします。

1年で144,000円、20年だと288万円!!

ざっくり計算してみても、余裕で300万円以上は煙草代に消えております。

 

普段こんなにも、爪に火を灯す思いで食費を切り詰めているというのに、煙草代で300万円も消費してきたなんて、愚か者の極みとしかいいようがありません。

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衝動的にたばことライターを処分

そして、2013年11月の話に戻ります。

そう考えたら、いてもたってもいられなくなって、唐突に手持ちのタバコとライターをすべて処分しました。

まさしく、衝動的に、です。

もったいないなんて思わなかったし、これを吸い終わったら止めよう、とも考えませんでした。

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もし止められなかったときは、禁煙外来のお世話になることも考えましたが、禁煙外来にいけばお金がかかります。

お金がもったいないから止めるのに、お金を使ってやめるなんて、本末転倒です。

もう、たばこのために1円だって使いたくない!

気合だけでやめるしかないのです。

 

それ以来、たばこは1本も吸っていません。

わたしはあまり人に自慢できるものがありませんが、これだけは自慢させてください。

気合だけで止められたわたしってすごい!

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離脱症状(禁断症状)はなかったの?

一般的に、離脱症状の期間は1~2週間、長いと1か月とかかかります。

喫煙歴が長く喫煙量が多いと、それだけ離脱症状の期間が長くなる、とされています。

 

わたしは喫煙歴も長かったし、ヘビースモーカーに分類されてもおかしくないぐらい吸っていましたから、つらい離脱症状に悩まされるのではないかと覚悟していたのですが、これが意外にもありませんでした。

おそらく、気合とお金に対する執念のたまものだったと思います。

もしかしたら、ニコチンが抜けやすい体質だったのかもしれませんし、今となってはわかりません。

禁煙をしてよかったこと

思いのほかあったので、とりあえず書き出してみました。

将来的な病気のリスクとかはよくわからないので、触れないでおきますね。

  • 節約になった
  • 疲れにくくなった
  • 肌荒れがなおった
  • たばこ臭くなくなった
  • 歯が汚れなくなった
  • 部屋が汚れにくくなって掃除が楽になった
  • 小さいポシェットが持てるようになった
  • 目覚ましがなくても起きれるようになった
  • 痰がからまなくなった
  • 熱々のラーメンをすすっても咽なくなった
  • たばこを吸う場所を探してさまよう必要がなくなった
  • たばこを吸えないストレスから解放された
  • 嫌煙家のひとから白い目で見られなくなった

これと逆のことが「たばこを吸うことのデメリット」になるわけですが、喫煙しているときはあまり考えないようにしてました。

自分では「止められない」と思い込んで諦めていましたからね。

見えない、聞こえない、気が付かない、ふりをしてるしかありませんでした。

 

結局、たばこを止めて手に入れたものって、たばこを吸わない人達が普通に手に入れてたものなんですよね。

まあ、過去のことは今さら悔やんだところで、どうにもなりません。

 

300万円はドブに捨てたと思って諦めます。

300万円あったらあれも買えたし、これも買えたし、なんて考えるのはよしましょう。

300万円あれば・・ああ・・300万円あれば・・

たばこを止められない人へ

ここで禁煙のアドバイスをひとつだけ。

すごくよくあるのが

止めるのはむずかしいから減煙からはじめよう

これ、絶対に止められません。

わたしも幾度となく、減煙は試みました。

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減煙そのものはそこまで難しくはありませんし、計画的に喫煙をすれば可能です。

しかしたばこを吸わない時間が長くなると、より一層たばこが美味しく感じます

美味しいものを止めるのは余計につらいです。

本気で止めたいのなら、別の手段をおすすめします。

環境の変化は禁煙のチャンス

わたしの場合、禁煙に成功したのはパートを辞めたときです。

もしあのとき辞めていなかったら、今でも吸っていたかもしれません。

周りは喫煙者ばかりでしたし、何かしたあとの一服、特に休憩時間の一服ってめちゃくちゃ美味しく感じるんですよね。

至福の時と言ってもいいぐらい。

休憩中、常に手持無沙汰でいたのも、手放せない理由のひとつだったように思えます。

 

現在はパートを再開しておりますが、ワンオペ勤務で喫煙所がないために、たばこを吸える環境にありません。

ヘビースモーカーには地獄のような職場ですね。

つくづく、たばこを止めておいてよかった、と実感しております。

 

そういえば、ギャンブルやらゲームやらに依存しやすい人は、他に興味が向いてしまうと、あっさりと方向転換してしまうことがあります。

まさにわたしがそのタイプです。

自分でも依存しやすい性格だなって自覚はありますよ。

たばこを止められないひとは、たばこ以外の「なにか」が見つかるといいですね。

おしまいに

今年で禁煙5年目、1本たりとも手を付けておりませんが、決してたばこが嫌いになったわけではありません。

ときどき、空気の美味しい自然の中に降り立つと、ここでたばこ吸ったら美味しいだろうな~と妄想することがあります。

 

と、同時に「そもそもたばこの味を知らなければ、こんな思いもしなくてすんだのに」といった後悔の念も沸き起こります。

もし、あなたの身近に、これから吸おうとしている若い人がいたら、全力で止めてあげてください。(若い人はたぶんこのブログ見てないので)

何年か先、何十年か先、間違いなく後悔するよ、って。