今が旬のたけのこ!ゆで方とアク抜き、保存方法までをご紹介
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たけのこがおいしい季節になりました。
なにを隠そう、わたしはたけのこが大好きです。
しかし、たけのこって買うとお高いんですよね。
ゆでて皮を剥いたらちょっとになるのに。
大好きなたけのこ、でありますが、ここ数年は自分で購入したことがありません。
なんとありがたいことに、毎年のように夫の同僚が分けてくださるのです。
そして、今年初めていただいたたけのこがこちら。
半端じゃなくでっかいです。
比較対象として空き缶を置いてみました。
後ろのまな板がミニサイズに見えますが、横幅43㎝の普通サイズのまな板です。
さらに、穂先と根元をカットした後、鍋に入れてみました。
なんという破壊力。
お鍋が小さいのではありません。
わが家で一番大きい、4Lサイズの圧力鍋です。
これで、このたけのこがどれだけ巨大なのか、おわかりいただけたかと思います。
そして今回は、採れたての木の芽まで一緒に!
至れり尽くせりで、感謝の言葉もございません。
大きなたけのこは美味しくない?
育ちすぎて大きなたけのこは硬くて美味しくない、と聞いたことがある方、おられませんか?
わたしは母からそう聞いていたし、インターネットで検索をすると、そのように書いている記事をいくつか見つけました。
言っておきます。
その認識間違っています。
昨年いただいたたけのこも、今回同様、巨大なものばかりでした。
筋があって硬そうだなあ、と不安になりながら食してみたところ・・
根っこのほうまで柔らかい!
柔らかいといっても、水煮のようなふにゃふにゃした食感ではありません。
瑞々しくてコリコリした新鮮な歯ざわり。
香りも最高で言うことなしの美味しさでございました。
意外と簡単!たけのこをゆでてアク抜きをしましょう
みなさんご存じでしょうが、たけのこにはアクがあってそのままいただくと、強烈なえぐみで悶絶するはめになります。
えぐみは時間が経てば経つほど増していくので、手に入ったら、できるだけ早くにアク抜きしましょう。
わたしは夫の帰宅時間がどれだけ遅くなっても、その日のうちにアク抜きをします。
火にかけてしまえば、あとは放っておくだけですからね。
ヌカを手に入れるには?
お近くにコイン精米機がございましたら、タダで手に入れる方法があります。
このような「ヌカハウス」を見つけられたらこっちのもの。
ありがたくちょうだいしましょう。
こちらはうちの近所のヌカハウス。
もう日が落ちて真っ暗でしたが、懐中電灯を片手にいただいてまいりました。
(撮影は昼間に行いました)
ぬかが手に入らない場合は、お米で代用することができます。
たけのこのアク抜きの方法
❶泥を洗い落としたあと、穂先と根元をカットします
皮付きのまま丸ごと茹でるほうが、風味よく、おいしく仕上がります。
皮に含まれた成分がたけのこを柔らかくしてくれるからです。
しかし上の画像を見ていただいてわかるように、丸ごと入る鍋は持っていません。
入らない場合は、入るサイズまでカットしてください。
縦方向にも切り込みを入れます。
切り込みを入れるのは皮部分だけです。
❷ぬかと一緒に1~2時間コトコト煮ます
ぬかがない場合は一つかみのお米で代用ができます。
重曹(必ず食品用で)の場合はお水1リットルに対して小さじ1杯を混ぜてください。
重曹の場合は、茹で時間にご注意ください。
やりすぎると、風味まで抜けてしまうと聞いたことがあります。
茹で時間の目安
小さなたけのこ 1時間(重曹の場合は30分)
大きなたけのこ 2時間(重曹の場合は1時間)
今回は特大サイズを2つのお鍋にわけたので、90分間ゆでました。
ぬかやお米でゆでる場合、時間はそこまで神経質になる必要はありません。
❸落し蓋をします
落し蓋がなければお皿で代用できます。
大切なお皿を使うのは嫌なので、丈夫な耐熱性のパイレックスを利用しました。
吹きこぼれにはご注意を!
ぬかやお米でアク抜きをした場合、非常に吹きこぼれやすいです。
かなりギリギリまでお水をいれていますから、この状態で中火のままだと、100%吹きこぼれます。(昨年何度もやらかしました)
鍋肌からフツフツと小さな泡が沸いてきたら、火力を弱火に落としてください。
❹火を止めたら、冷めるまでそのまま放置します
お鍋が完全に冷めるまで、そのまま放置してください。
夜にゆでた場合は、朝まで放置で大丈夫です。
❺冷めたらぬかを洗い落とし、皮を剥きます
切れ目から開くとこのように、美しいたけのこが姿を現します。
姫皮もおいしくいただけますので、捨てないように!
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たけのこの保存方法
タッパーにたけのこを入れ、水を張って冷蔵庫に保存します。
ダイソー製、4.2リットルサイズのタッパーになんとか収まりました。
このサイズでなんと100円。
このもう1つ上のサイズ、5リットルのタッパーは400円もします。
たけのこの保存期間
このまま、お水を毎日交換すれば1週間~10日間はもちます。
しかし風味は徐々に失われていくので、できるだけ早くいただきましょう。
たけのこの冷凍保存
たけのこは冷凍保存にはあまりむいておりません。
冷凍もできると聞いて試したことはあるのですが・・あまりおいしいものではなかったです。
瑞々しさは失せて、コリコリした歯触りがなくなり、メンマっぽくなってしまいます。
いっそメンマにしてしまえば冷凍もありですね。
消費するのがきつくなったら考えます。
おしまいに
ここまで書いておいてこんなことを言うのはなんですが、ひとつひとつの工程はむずかしくないし、簡単なのは本当です。
本当ですが・・簡単であっても非常に面倒くさいです。
大量にゴミがでるわ、大きいと鬼皮のついた部分はなかなか切れないわ、ぬかでこびりついた大きな鍋を洗うのも大変だわ、ゆであがったら深夜の0時になるわでヘトヘトになってしまいました。
それでもわたしはたけのこを茹で続けます。(だっていただきものだし)
ゆであがったたけのこの皮を剥いて、あの独特の香りに包まれた瞬間
「がんばってよかった」
と心から思えるからです。
この時期にしか味わえない贅沢ですからね。
明日からはしばらくたけのこ三昧です!