歯の定期健診は受けるべき?歯石はとったほうがいい?昔の常識と今の非常識
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今日は4カ月に1回の歯の健診と、歯石取りの日でした。
定期検診をはじめてから、今年で4年目となります。
大人になってからは、虫歯になることも減ったので、長らく歯医者には通っておりませんでしたが、定期健診をはじめるきっかけになったのは、知覚過敏による歯の痛みです。
歯医者っていくつになっても怖いですよね。
わたしだって歯医者は大嫌いです。
しかし、歯医者よりもなによりも恐ろしいのは、歯が無くなって、美味しいものを食べられなくなることです。
食べることというのは「人生における最大の楽しみ」といっても過言ではありません。
歯は大事!まじ大事!
知覚過敏の原因と症状
最初に歯の痛みを感じたときは、てっきり虫歯だと思い込んでおりました。
冷たいものを食べたときは、ズキッと瞬間的に痛みを感じるものの、その痛みはすぐに治まります。
問題は温かいものを食べたときです。
食べている最中も、食べ終わったあとも、ズクンズクンと鈍い痛みがずっと続くのです。
耐えきれなくなったわたしは、歯医者に飛び込みました。
しかしレントゲンを確認してもらっても、虫歯の痕跡はまったくありません。
「ただの知覚過敏ですよ」
と、言われたときには、ああ・・わたしはもうそんな歳なんだ、とガックリ肩を落としてしまいました。
知覚過敏を起こす、主な原因は次の3種類です
主な原因
- 歯ぎしりや無理な歯磨きによる歯のエナメル質の摩耗
- 加齢による歯茎の後退
- 歯周病によるもの
わたしの場合、加齢によるものでしょう、とのことでした。
知覚過敏って治るの?
エナメル質の破損や歯茎がむき出しになったことが原因ですから、フッ素でコートしてやれば、症状は治まります。
わたしの場合、シュミテクトで一発でした。
これ、ほんとに効きますから。
今は冷たいものも熱いものもへっちゃらでございます。
しかし、残念なことに、知覚過敏は治っても、老化による下がった歯茎が元にもどることはありません。
これを聞いたときはほんとにショックでした。
ですが事実は事実として、受け止めなければいけません。
ただし、適切なケアをすれば進行は抑えられる、とのことでした。
歯の適切なケアって?
ずばり、毎日の歯磨きです。
実はわたし、歯磨きがすごく下手です。
というか、下の歯が小さくて歯並びが悪い!
ガタガタになっているので、普通の歯ブラシが隙間に入らないのです。
これは歯に関する知識が0だった親のせいですよ。
永久歯を抜くときに、歯に糸をむすびつけて、力ずくで引っこ抜かれたあとは完全に放置でしたからね。
歯の正しい磨き方は、歯医者さんで講習を受けましょう。
医療のことは専門家に任せるのが一番です。
歯周病について
実は加齢による歯茎の後退よりも、一番怖いのがこれ。
歯周病・・歯槽膿漏ってやつです。
恐ろしいことに、歯茎が溶けます。
そして溶けた歯茎は自力再生ができません。
歯周病や歯槽膿漏で画像検索していただければ、どれだけ恐ろしい病気かわかっていただけるはずです。
わたしは若いから大丈夫!なんて安心してちゃだめですよ。
こちらをご覧ください。
歯周病の有病率
20歳代・・・約7割
30~50歳代・・・約8割
60歳代・・・約9割
大人になると「歯周病じゃない人のほうが少ない」という、驚きの結果に。
わたしも見事、8割の中に含まれております。
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歯石取りについて
4カ月に1回の歯石取りに関しては、悩んだこともありました。
本当に必要なのか、どうか、ということです。
実は去年あたりに、こんな記事を見つけました。
これ・・とある落語家さんも言っておられました。
その落語家さんは生まれてから一度も歯石をとったことがないそうで、テレビに出られている方だというのに、歯には歯石がぎっしり・・(煙草のヤニもすごかったです)
この歯石は歯を守っているからとっちゃいけない!と仰っていました。
その方はちょうど今年で70歳、最近体調がお悪いらしく、テレビではほとんど見かけません。
歯の話はそれ以来聞いておりませんので、今の状態がどうなのかは不明です。
たしかに歯石そのものはただの石ですから、悪影響はないのかもしれませんが、やはり多くの歯医者さんのおっしゃることを信じたいという気持ちがあります。
一方で、「昔の常識」が「今の非常識」になっている事柄が多いのも事実です。
わたしの場合、下の歯の歯並びが悪いせいで、歯石や茶渋がとても付きやすいです。
いくら、歯石そのものは安全である、と言われても、歯石にまみれ、茶渋で変色した歯を放置するのは、精神的に耐えられそうにもありません。
ご自分でとられる方もおられるようですが、自分で取るぐらいならプロにお任せしたいです。
なので、定期健診と歯石取りはこのまま継続するつもりです。
費用は1回で、約2,000円。主人も通っていますので、2人で4カ月4,000円です。
歯の健診代として毎月1,000円を医療費として積み立てしておりますので、それほど家計の負担にもなりません。
月に1,000円で、安心と衛生的な歯が保てるならお安いものですね。
おしまいに
8020運動というのをご存知ですか?
80歳になっても20本以上の歯を保とう、という運動です。
自分の歯で物を食べるには、最低でも20本は必要だということですね。
通常、歯の数は28本、親知らず4本を入れて32本です。
わたしは親知らずを3本抜いたので、今数えてみたら29本ありました。
どこまで減るのかはわかりませんが、あと33年、なんとしてで20本は守り抜きたいと思います。