フッ素コートのフライパンを長持ちさせるには?使い方~収納まで
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前回は、わたしの愛用するフライパン、エバークックを記事にしました。
ここには、フッ素樹脂製品を取り扱う上での注意点をメモしておきます。
フライパンを長持ちさせたい方は必見です。
フッ素コートのフライパンを長持ちさせる秘訣は?
amazonなどで、いろんなフライパンのレビューを読んでいて、気が付いたことがあります。
どれだけ評価が高いフライパンであっても、中には「すぐダメになった」という声が、一つや二つあることに。
フッ素樹脂製品は取り扱いが楽な反面、考えているよりもずっとデリケートなので、普段の使い方やお手入れ方法で、随分と差がでます。
次に書くことを守っていれば、安いフライパンであっても、そこそこ持ちます。
高いのであればさらにもちます。
強火では使わない
フライパンメーカーが推奨する火加減は「中火」までです。
軽く焦げ目を入れたい時など、短時間であれば、強火でも大丈夫です。
しかし基本は「中火」であることを意識しょう。
私信になりますが、前回のエバークックの記事にて、id:papayapapaさんより
> 薄いフライパンはIHだと真ん中ばかり膨張し山のようになって油が集まりません。難儀してました!
とのコメントがありました。
IHだと高火力になりすぎることがあって、真ん中が盛り上がることも珍しくないそうです。
実はエバークックのレビューでも、何件かそのような書き込みを見つけました。
なぜだか、ガスの強火では変形したという話は聞いたことがないのですが・・。
お役に立てる情報がなくて申し訳ないです。
金属製の調理器具は使わない
ステンレス製のお玉やスプーンなど、少しぐらいなら、と使ったりしてませんか?
金属ヘラはもちろん、金属製の調理器具は絶対に使わないでください。
調理器具は木製や樹脂製のものを使いましょう。
大きなフライパンでちょっとだけ炒めたりしない
大きなフライパンで少量の食材を炒めると、食材の乗っていない部分が、高温になってしまいます。
フライパンに限っては、大は小を兼ねません。
我が家では、26㎝と20㎝のフライパンを使い分けております。
お弁当のおかずを作るときにはもっぱら20㎝のフライパンが大活躍です。
逆に小さなフライパンに素材を入れすぎたりもしませんように。
温度が下がって、ベタッとした仕上がりになってしまいます。
どちらのフライパンも4年目に突入しました。
メインで使うのは大きいほうですが、2台をローテーションしているので、さらに長持ちしているのだと思います。
料理を入れたまま、長時間放置しない
よく見かける画像、その1。
ありがちですが、いけません。
特に酸性やアルカリ性などを多く含む食品は、フッ素樹脂を劣化させる原因にもなります。
作ったものはすぐに別容器に移してください。
移すのが面倒な方は、最初からステンレス製のお鍋で作るようにしましょう。
同じ理由で、汚れたまま長時間放置してはいけません。
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急激に冷やさない
アッチッチの状態にジュッ!と水をかけてしまうと、本体のアルミニウム合金がゆがんでしまって、フッ素樹脂がはがれやすくなってしまいます。
洗うのは粗熱が取れてからにしましょう。
もちろん金属たわしや研磨剤はNGです。
重ねて収納しない
よく見かける画像、その2。
ひー!やめて!!傷が入っちゃう!!
取っ手を取るのはいいですけど、重ねないでください。
おすすめ収納法
シンク下の戸棚に、100円で買ったブックスタンドを突っ込んで、同じく100円で買った傷防止兼すべり止めのシートを敷いています。
これなら重ならないし、場所も取らないので、おすすめの収納法です。
赤いフライパンは滅多に使わないので、高温調理用に、鉄製のフライパンを追加しようか検討中です。
おしまいに
もし、どんなフライパンでもすぐダメになってしまう、という方がおられましたら、コンロの火力をもう一度だけ見直してみてください。
こちらはエバークックの取り扱い説明書です。
右上のとこにも書いてあります。
火力は「中火」以下でご使用ください。と
フライパンの説明書って普通はあまり読まないですよね。
ごちゃごちゃたくさん書きましたが、わたしが書いたことは、この取り扱い説明書に全部書いてあることです。
説明書読んだほうが早かった!なんてことは言わないでくださいね。
しかし保管用の蓋がついたエバークックも発売されているのに、説明書には「フライパンの中に料理をいれたまま放置しないでください」の一文が。
いささか矛盾しているような気もします。
なにはともあれ、フッ素樹脂加工というのは、思っている以上に熱や摩擦に弱い製品なので、優しく優しく取り扱いましょう。
やはり高火力用の鉄製フライパンも1台は持っていたほうが、お料理の幅も広がっていいかもしれませんね。
お肉にしっかりと焼き色を付けたいときなんかは、間違いなく鉄製のほうが優れていますし。
そのうち手に入れたら、レビューしたいと思います。