鍋炊飯はいいとこだらけ?早くて安くて簡単で美味しい!
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タイトルだけで完結してしまいそうなテーマです。
今日は鍋炊飯について語ります。
自慢ではありませんが、私は鍋炊飯歴10年以上のベテランです。
鍋炊飯をはじめるに至った経緯はとても単純なものです。
電気炊飯器が壊れてしまったからです。
当時から私はご飯が大好きでしたので、できるだけ美味しく炊きたい、と考えました。
ところが、高級炊飯器はお高いものだと10万円を超えてしまいます。
しかし、手持ちの鍋を使えばなんとタダです。
10万円か、タダか、結論を出すのに、そう時間はかかりませんでした。
よく「電気炊飯器 vs 鍋炊飯」のような記事を見かけますが、ここではあえて比較するつもりはありません。
炊飯器にはさまざまなお値段のものが存在しますし、性能もずいぶん向上しているはずです。
以前私が使っていた電気炊飯器は、炊きたてであってもご飯はボソボソ、たった数時間の保温であっても変色し異臭が漂う、1万円以下の安物です。
そのような製品と比較するのはあまりにもフェアではありませんからね。
そのため、今回は鍋炊飯の特徴だけを語りたいと思います。
鍋炊飯でご飯を炊いてみよう
用意するお鍋
ぶっちゃけどんなお鍋でも炊けます。
空き缶でだって炊けます。
土鍋、アルミ鍋、ステンレス鍋、圧力なべ、好きなものをご用意ください。
ただし、お鍋の材質によっては、ご飯がくっつきやすいものや、吹きこぼれがしやすいものがあります。
また、鍋に水位のわかる印がないものは、ザルでお米を洗って、しっかりと水を切る必要があります。
私はそれが面倒になったので、今ではこちらの炊飯鍋を使っています。
電気炊飯器であれば、炊飯釜のフッ素コートがはがれる原因になるため、釜でお米を研ぐ行為は推奨されておりません。
もちろんそれは、炊飯鍋でも同じです。
しかし炊飯鍋はお安いので、傷んだら買い替えればいいかな、と思っております。
10個まとめ買いしても、29,800円、高級炊飯器よりもお安いです。
私は耐久性よりも利便性をとりました。(まとめ買いはしていません)
そもそも最近の白米は、精米技術の進歩で、そこまでガシガシ洗わずとも、サッとすすぐ程度で十分ですから、そうそう釜が痛むことはありませんよ。
熱での劣化のほうが早いです。
水加減について
お水はお米の1.2倍です。
水加減の目安
米1合 水約200cc
米2合 水約400cc~450cc
米3合 水約600cc~650cc
固め、柔らか目、古米、新米と、条件によって異なるので、ご自分にあった水位を見つけてください。
通常であれば、約30分以上水に浸してください。
長く浸ければ浸けるほどに、お米に粘りがでます。
時間がないときは、浸水時間なしでもそこそこ美味しく炊くことができます。
その場合は、ぬるま湯で洗って、ぬるま湯に浸してください。
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炊き方と火加減
自動炊飯
ガス(電気)コンロに「炊飯モード」がついているものであれば、ワンタッチでOKです。
その場合、そのコンロにあったお鍋をご使用ください。
うちでは、コンロはパロマなのに、リンナイのお鍋を購入してしまったため、センサーが正しく動作せず、手動調理をしております。
手動の場合
中火で10分かけて沸騰させ、沸騰したら弱火にして10分が基本です。
しかし10分炊くと少しやわらかいです。
私は沸騰したあと、中弱火にして8分ぐらいで炊き上げます。
この辺もお好みで調節してください。
ごはんと鍋の境目の水分が完全に蒸発すると、パチパチと音がします。
ガラス蓋であれば、水分がないことを目視で確認できますが、見えないからといって途中で蓋を開けてはなりません。
歌にもありますように「赤子泣いても蓋取るな」です。
火を止めたら、蓋をしたまま、10分蒸らせば完成です。
炊いたご飯の保存方法
うちではむらしが終わったらおひつに移して保存しています。
この季節であれば、2~3日経過しても、ごはんはずっと白いままで劣化しません。
毎日炊く必要がなくなるので、光熱費の節約にもつながります。
おひつに関しては話が長くなるので、また別に機会に。
ご飯の冷蔵保存はあまりお勧めができません。
冷蔵庫に保存すると、お米の主成分であるデンプンが劣化して、パサパサになってしまうからです。
まとめて炊いて保存をする場合は、冷凍することをお勧めします。
冷凍であればデンプンが劣化することはありません。
おしまいに
鍋炊飯で炊いたお米は、いつも真っ白でつやつやです。
タイマー炊飯できないのがデメリットのひとつではありますが、調理の合間に炊けてしまうので、いまのところ、不便を感じたことはありません。
問題があるとすれば、朝にお弁当を作るおうちですよね。
私は夜のうちに作ってしまうので、問題ありませんが。
ライフスタイルは、人それぞれですから絶対の形はないと思っています。
鍋炊飯派の方ですと、「今日は気分をかえて電気炊飯器」というのができませんが、電気炊飯器派の方であれば「今日は気分を変えて鍋炊飯」が可能です。
どちらをも楽しめるのは、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
そんなとき、この記事が少しでもお役に立てましたら、幸いであります。